Tax Basics
目次: 税率と内訳 / 手取り早見表 / 非課税にする受け取り設定 / 非課税の上限 / よくある質問
上場株式等の配当金には、受け取り時に20.315%が源泉徴収されます(出典: 国税庁タックスアンサーNo.1330)。
証券会社が天引きするため、原則として確定申告は不要です(申告不要制度)。
重要なのはこの帰結です。「利回り4%」の株の手取り利回りは実質約3.19%。配当金生活の計画を額面で立てると、この2割の差がそのまま計画のズレになります。
| 税引前の年間配当 | 税額(20.315%) | 手取り |
|---|---|---|
| 10万円 | 約2.0万円 | 約8.0万円 |
| 30万円 | 約6.1万円 | 約23.9万円 |
| 48万円 | 約9.8万円 | 約38.2万円 |
| 120万円 | 約24.4万円 | 約95.6万円 |
税引前120万円(月10万円のつもり)でも、課税口座の手取りは月約8万円にしかなりません。手取りで月10万円を狙う場合の必要資産は配当金生活シミュレーターで計算できます。
NISA口座内の株の配当は非課税です。ただし1つ、見落とすと課税されてしまう設定があります。
条件は、配当の受け取り方法を「株式数比例配分方式」(証券口座で受け取り)にしていることです(出典: 日本証券業協会)。
| 受け取り方式 | 受け取り場所 | NISAの配当 |
|---|---|---|
| 株式数比例配分方式 | 証券口座 | 非課税 |
| 登録配当金受領口座方式 | 銀行口座 | 課税(20.315%) |
| 配当金領収証方式 | ゆうちょ銀行等の窓口 | 課税(20.315%) |
設定のポイントは3つです。
NISAで高配当株を買う前に、まずこの設定を確認してください。
もう1つ重要なのが、高配当株を非課税で持てる上限です。
詳しくは成長投資枠1,200万円の解説記事をどうぞ。
20.315%です(所得税・復興特別所得税15.315%+住民税5%・国税庁No.1330)。
源泉徴収で完結するため原則不要です。配当控除や損益通算を使いたい場合のみ、申告を選択できます。
受け取り方式が「株式数比例配分方式」になっていない可能性が高いです。銀行振込・ゆうちょ受け取りのままだと、NISA口座内でも課税されます。証券会社の設定を確認してください。
配当金生活シミュレーターが、20.315%とNISA枠上限を織り込んで必要資産・到達年数を計算します。年数の目安は到達年数ロードマップにもまとめています。